1. 当サラブレッドの基本データ
牡馬の2歳、馬体は黒鹿毛
通算成績は2戦2勝でここまで無敗
生年月日:2021年3月21日
獲得賞金:4,559万円
脚質:好位追走タイプの「先行」を得意としている
2. 事前の戦績と特徴
デイリー杯2歳Sでの勝利を収め、無敗の2連勝を果たしたジャンタルマンタル。厩舎は栗東の高野友和師。父はパレスマリスで、今回は初コンビを組む川田将雅騎手が手綱を執る。坂路単走での調整では、52秒9―11秒8とラストで鋭く伸びた姿勢を見せ、調教師の高野氏も「ジョッキーも素質を感じてくれたので、いいコンタクトをしてくれたと思います」と満足げな表情を見せました。
新馬戦、デイリー杯2歳Sともに好位追走からしっかりとした脚を使い、2連勝を飾っている。高野師は「競馬センスが良く能力も高い」と絶賛し、ジャンタルマンタルは3連勝でのG1制覇を目指す存在となりました。
3. 川田騎手と朝日杯FSの相性
川田将雅騎手は近年の2歳GIで無類の強さを発揮しています。2017年以降、9戦して4勝、2着2回の連対率67%を誇ります。朝日杯FSでは17年にダノンプレミアム、20年にグレナディアガーズで2度の制覇。昨年もダノンタッチダウンに騎乗し、ドルチェモアからクビ差の2着に健闘しています。
今年のパートナーはジャンタルマンタル。初騎乗(これまでは鮫島克駿が騎乗)ではありますが、川田騎手がこれまでにテン乗りGIを4勝している実力者であり、高い信頼が寄せられています。ジャンタルマンタルは期待の有力馬であり、有力馬の騎乗を託された川田騎手にとっても注目の一戦となりそうです。
4. 今回のレースへの期待
ジャンタルマンタルは新馬戦(1800m)を二番人気ながら制し、続くデイリー杯2歳S(1番人気)でも距離短縮の影響なく前に付けての勝利を収めました。前走は好位のインで脚を溜め、直線で内から抜け出す競馬を見せ、揉まれても安定感を示しています。ここは3連勝で無傷のGI制覇を期待されており、ジャンタルマンタルの華麗な走りに期待が寄せられています。