はじめに
こんにちは、競馬ファンの皆さん。7月に入り、暑さが増してきましたが、競馬場の熱気も負けていませんね。今回は、今週末の7月21日に小倉競馬場で開催されるG3レース「中京記念」について、その歴史や今年の注目ポイントを分かりやすく解説します。最近競馬を見始めた方も、ぜひ楽しんで読んでください。
中京記念の歴史
中京記念は、1953年に「中京開設記念」として創設された、古い歴史を持つ競走です。翌年の1954年に現在の「中京記念」という名称になり、1955年にハンデキャップ競走となりました。何度かの距離やコースの変更を経て、2012年にはマイル路線の整備に伴い、7月に開催されるようになり、距離も芝1600メートルに変更されました。さらに、2020年からは米子ステークスがサマーマイルシリーズに加わり、中京記念はその第2戦となりました。今年も例年通り、小倉競馬場の芝1800メートルで行われます。
小倉競馬場でのレース展開
小倉競馬場の芝1800mコースは、スタートから1コーナーまでの距離が約270メートルと短く、ゴール前の直線も293メートルと比較的短いのが特徴です。スタート直後からペースが速くなりやすく、ロングスパート勝負になりがちです。先団で流れに乗る馬や、コーナーで加速して後方から進出してくる馬が有利となる傾向があります。
今年の注目ポイント
1. 5歳馬の妙味
過去10年の成績を見ると、5歳馬が複勝率27.9%と最も高く、単勝回収率も347%と妙味があります。5歳馬の中には、昨年の覇者セルバーグが今年も出走予定です。セルバーグは、昨年の中京記念で重賞初制覇を果たし、今回も連覇を狙っています。
2. 前走10着以下の馬に注意
過去10年のデータでは、前走が10着以下に敗れた馬が3頭も勝利しており、単勝回収率は354%に上ります。アスクワイルドモアは前走で16着と大敗しましたが、脚部不安からの復帰戦であり、今回の一叩きで調子を取り戻している可能性があります。
3. 人気薄の馬の台頭
過去10年の成績から、1番人気や2番人気の馬が必ずしも好成績を残していないことがわかります。逆に、5番人気から7番人気の馬が多く勝利している点に注目です。今年も上位人気馬同士の決着だけでなく、中位人気の馬にも目を向けると良いかもしれません。
今年の有力馬
今年の中京記念には、昨年の覇者セルバーグを始め、エピファニーやアルナシームなど、注目の馬が多数出走予定です。それぞれの馬がどのようなレース展開を見せるのか、非常に楽しみですね。
セルバーグ
昨年の中京記念を制したセルバーグは、今年も連覇を目指します。逃げ馬としての強さを発揮し、再び頂点に立てるか注目です。
エピファニー
今年の大阪杯で10着に終わったエピファニーですが、復調の兆しが見えれば、小倉競馬場での好成績を期待できます。
アルナシーム
エプソムカップで5着と健闘したアルナシームは、調子を維持しており、重賞初勝利を狙います。
結びに
中京記念は毎年多くのドラマを生むレースであり、今年も見逃せない展開が待っています。競馬初心者の方も、この記事を参考にして、レースをより楽しんでいただければ幸いです。皆さんも、素敵な週末を過ごしながら、熱いレースをお楽しみください。
それでは、また次回のブログでお会いしましょう!