1. ターコイズSの基本データ
牝馬限定のハンデ戦(今年は3歳~6歳のサラブレッドが出走)
開催地:中山競馬場
距離:1600m
地面:芝
出走頭数:全16頭
賞金:1着 3800万円、2着 1500万円、3着 950万円
荒れる傾向が強く、例年人気のない馬が上位に食い込む傾向がある
過去2年は「ミスニューヨーク」が2連覇
2. レース結果
今年は単勝5.2倍の1番人気に支持されたフィアスプライド(騎手:C.ルメール)が、好位4番手から鮮やかに抜け出して待望の初重賞制覇を達成。勝ち時計は1分32秒7(良)。
4歳で挑んだ昨年は3着に敗れたが、見事にリベンジを果たしました。テン乗りで的確な騎乗を見せたルメール騎手は、「彼女のレースをよく見ました。いつもスタートが遅く、後ろから伸びて間に合わなかったので、いい枠を生かして、いいポジションを取りたかった。4番手でベストポジションでしたね。手応えが良かったし、ゴールまで頑張ってくれました。重賞を獲れて良かったです」とコメント。
逃げ粘った8番人気のフィールシンパシー(騎手:横山琉人)が2着。同一重賞3連覇を狙った6番人気のミスニューヨーク(騎手:M.デムーロ)は3着に敗れました。
3. フィアスプライドの活躍
フィアスプライドは4歳にして重賞初制覇を達成。昨年の3着からの飛躍で、レース中にしっかりとしたポジションをキープし、最後は鮮やかな末脚で競り勝ちました。これにより、牝馬ながら注目度の高いフィアスプライドが、重賞の頂点に立った瞬間となりました。
4. レースの総括
ターコイズSは予想を覆す展開となり、フィアスプライドの優勝によって競馬ファンは新たなる期待を抱くこととなりました。ミスニューヨークの3着という結果も含め、荒れる要素が強く、今後の展望も一層注目されることでしょう。